【太陽光パネルは劣化?】5年目の発電量実績と節電効果(京セラパネル)

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太陽光5年目発電実績、節電効果
  • 太陽光パネルの発電量って年々減ってくるのでは?
  • 実際の節電効果ってどれくらい?
  • 実例を参考に太陽光パネル導入検討したい!

我が家は、2018年に6.72kwの京セラ太陽光パネルを導入しました。

これから太陽光パネルを導入したい方、実際の発電量実績や節電効果は気になるところではないでしょうか?

本記事では、

  • 実際の発電量はどのくらいか
  • パネル導入前後で節電効果はどれくらいか

について解説します。

結論:直近3年の発電量は横ばい。2023年の節電効果は導入前より19,310円/月相当。

ということで、まだまだ太陽光パネルは頑張ってくれています!

ただ、燃料費調整額の高騰により、実際の支払い電気代は2,500円/月程度しか安くなっていません。

過去の実績については以下の記事で解説しています。参考にしてみて下さい。

目次

電気使用量と節電額

2023年電気の流れ

我が家の電気使用量は、トータルで11,378kWhでした。

電気使用量
(トータル)
2017年
(太陽光パネル導入前)
11,409kWh
2021年13,023kWh
2022年11,037kWh
2023年11,378kWh
2018、2019、2020年はデータ取れていないため省略

太陽光パネル導入前とそこまで変わっていないです。

これらの内訳について、以下の視点で解説いたします。

  • 買電量:どのくらい電気を買ったのか
  • 発電量:どのくらい電気が作られたのか
  • 売電量:どのくらい電気を売ったのか(使わずに余ったのか)

買電量

2023年の買電量は、8,075kWhでした。

過去の経緯を見ると以下のようになります。

買電量2017年との差
2017年
(太陽光パネル導入前)
11,409kWh
2021年8,778kWh-2,631kWh
2022年7,930kWh-3,479kWh
2023年8,075kWh-3,334kWh

太陽光パネル導入前より、3,334kWhの節電ができました。

我が家の電気料金プランは、中部電力ミライズのEライフプランですので、金額にすると以下になります。

買電金額2017年との差
2017年
(太陽光パネル導入前)
266,161円
2021年174,934円-91,227円
2022年159,891円-106,270円
2023年165,194円-100,967円

太陽光パネルによる節電効果は、年間約10万円でした。

発電量

2023年の発電量は8,332kWhでした。

直近3年間の推移は以下です。太陽光パネルの性能は、まだまだキープできています。

発電量
2021年8,339kWh
2022年8,300kWh
2023年8,332kWh

データが抜けていますが、2019年11月以降の月毎発電量推移は以下になります。

発電量推移

売電量

2023年の売電量は、5,029kWhでした。

直近3年間の推移は以下です。

売電量売電金額
2021年4,168kWh108,368円
2022年5,193kWh135,018円
2023年5,029kWh130,754円
我が家の場合:売電単価は26円/kWh

売電比率の推移は以下になります。

売電比率推移
のんビィ

もっと節電して、売電比率を上げたいところです。

2024年1月現在の売電単価は16円/kWhです。

※資源エネルギー庁サイトより

節約金額合計

買電金額の差額と売電収入の合計から、節約金額は以下になります。

買電節約額
(対2017年)
売電収入額節約金額合計
2021年91,227円108,368円199,595円
2022年106,270円135,018円241,288円
2023年100,967円130,754円231,721円

2023年は、年間で約23万円(19,310円/月)の節約効果が得られました。

のんビィ

太陽光パネルのローンは年間21万なので、なんとか元は取れてます

2022年以降、節約金額が増えた理由は、ドラム式洗濯乾燥機導入による効果が大きいです。以下参考記事になります。

支払い電気代

年間23万円の節約、というのはあくまで「相当額」です。

実際に支払った電気代(請求額)は、燃料費調整額と再エネ賦課金により、変動します。

支払い電気代について解説します。

2023年支払い電気代

2023年の支払い電気代は、221,087円でした。

支払い電気代2017年との差
2017年250,651円
2021年174,115円-76,536円
2022年221,944円-28,707円
2023年221,087円-29,564円

2022年、2023年ともに支払い電気代はかなり高くなっています。

2022年、2023年のほうが節約金額は多かったはずなのに、なぜ?

のんビィ

燃料費調整額が原因ですね

請求額高騰の要因

請求額高騰の要因は、燃料費調整額の高騰が要因です。

電気代の仕組み
出典:中部電力ミライズ

我が家の場合、合計額にすると以下のようになります。

燃料費調整額
2017年-51,593円
2021年-41,560円
2022年20,440円
2023年21,871円

2017年、2021年はマイナスだったのに、2022年、2023年はプラスとなっています。

のんビィ

特に、2022年12月以降、かなり高かった・・・

ただ、直近の傾向としては、下がっている傾向ですね。

燃料費調整額推移

2023年の2月分以降、政府の「電気・ガス価格激変緩和対策事業」に基づき、電気料金の激変緩和措置として、燃料費調整単価が値引きされています。

2024年6月まで継続中です。値引き額は以下のようになっています。

期間値引き額
2023年2月分〜9月分7.00円/kWh
2023年10月分〜2024年5月分3.50円/kWh
2024年6月分1.80円/kWh
中部電力ミライズの場合

燃料費調整額で太陽光パネルによる節電効果が目減りしているのは確かです。

電気代の仕組みを理解した上で、太陽光パネルの効果を試算しましょう。

以下の記事を参考にしてみてください。

再エネ賦課金

電気料金の加算されるもう一つの要素が「再生可能エネルギー発電促進賦課金」です。

こちらの推移は以下になります。

再エネ賦課金推移

2023年5月以降、単価が下がりましたね。再エネ賦課金は年々増加傾向でしたが、単価が下がったのは初めてです。

理由は電気の市場価格が高騰したことが要因になります(こちらのサイトが参考になります)。

まとめ:5年目も太陽光発電の能力は維持

京セラの太陽光パネルを導入後、5年が経ちましたが、まだまだ発電量は維持できています。

電力量だけで言えば、19,310円/月相当の節約ができています。

しかし、燃料費調整額の高騰の影響を受け、その効果は目減りしています。

のんビィ

そもそも我が家は、ハウスメーカー経由で購入したので、導入費用が高かったと思います・・

太陽光パネルを扱う業者やメーカーなど、よく調査して導入することをおすすめします!

ということで、我が家の太陽光運用実績について紹介いたしました。

これから太陽光パネル導入を考えている方、少しでも参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

40代サラリーマン。妻と息子の3人家族。オール電化でマイホーム生活です。最近の電気代高騰を受け、節電に奮闘中。ファイナンシャルプランナー3級取得。これから節電したい方へ参考になるような情報を発信します。

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