【ヘーベルハウス+京セラ太陽光パネル】節電効果と電気代(2022年)

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eyecatch 2022 solar panel

2022年は、何かと物価が高騰する年でしたね。そしてまだまだインフレは続きそうです。

電気代もぐんぐん高くなりました。

我が家では、2018年に太陽光パネルを導入していましたが、2021年から家計管理に目覚め、節電効果などを集計しています。

こんな時代ですが、太陽光パネルがどのくらい効果があるのか気になりませんか?

2022年の太陽光パネル発電実績電気代実績について公開したいと思います!

のんビィ

2022年は、我が家ももれなく、電気代めっちゃ高くなりました!

ちなみに、我が家は陸屋根ヘーベルハウスで6.72kwの京セラ太陽光パネルを乗せています。

電気料金は中部電力のEライフプランです。そのあたりの解説は以下の記事を参考にしてください。

この記事を読んでわかること
  • 2022年 太陽光パネルの効果(対2017年, 対2021年)
  • 2022年 支払い電気代の実状
  • 燃費調整費単価の推移について

最後までお読みいただけるとありがたいです!

目次

電気使用量と節電額

electric flow

我が家の電気使用量=電気を使った量ですが、2022年はトータルで11,037 kWhでした。

ちなみに2017年は11,409 kWh2021年は13,023 kWhでした。

のんビィ

2022年は5年前と同じ水準だったようです。
生活スタイルはそこまで大きく変わっていません。

これらの内訳について、以下の視点に分解して説明したいと思います。

  • 買電量:どのくらいの電気を買ったのか
  • 発電量:どのくらいの電気が作られたのか
  • 売電量:どのくらいの電気を売ったのか(使わずに余ったのか)

買電量

まず、どのくらい電気を「買った」のか、です。

2022年の買電量は、7,930 kWhでした。

以前の買電量と比べると以下のようになります。

2017年2021年2022年
買電量11,409kWh8,778kWh7,930kWh
2022年との差+3,479kWh+848kWh

今年は、太陽光パネルを乗せる前より3,479 kWh、そして前年より848 kWhの 節電ができました〜!

のんビィ

生活スタイルは変わっていないので、もちろん太陽光パネルが頑張ってくれたおかげです!

この節電量は一体金額にしてどのくらいなのかというと、以下になります。

2017年2021年2022年
買電金額266,161円174,934円159,891円
2022年との差+106,270円+15,043円

2022年は、前年よりも買電量を抑えることができました!

発電量

次に、どのくらいの電気を作ったのか=太陽光パネルの頑張り度合いです。

2022年の発電量は8,300 kWh2021年の発電量は8,339 kWhでした。ほぼ同じ発電量ですね。

毎月の推移はこちらです。太陽光パネルの性能はまだまだキープです!

electric generation

売電量

そして、発電した電気のうち、どのくらいの電気を使用し、どのくらいの電気が余ったのか、です。

2022年の余った電気=売電量は5,193 kWh2021年の売電量は4,168 kWhでした!

対前年1,025 kWhも多く電気を売ったことになります。以下が毎月の推移です。

sell

売電電力比率(=発電量のうちどのくらい売電したか)が50%から62.6%へ改善できたということになります。

sell percentage

売電単価は26円/kWhですので、売電収入は以下になります。

2021年2022年
売電収入108,368円135,018円
2022年との差ー26,650円

2022年は前年よりも多くの売電収入を得ることができました!

節約金額

結局どのくらいの金額を節約できたのか?

ここでは、「買電金額の差」と「売電金額の差」を合算して、節約金額と呼ぶことにします。つまり以下のようになります。

対2017年対2021年
買電金額の差ー106,270円ー15,043円
売電金額の差ー135,018円ー26,650円
合計(節約金額)ー241,287円ー41,693円

太陽光パネル導入前との比較では、年間241,287円分の節約ができたことになります。

のんビィ

太陽光パネルのローンは年間21万円くらいなので、2022年はなんとか元が取れたみたいです。

そして前年の2021年からは、年間41,693円分の節約ができました!

前年からの節約ができた要因について、とくに節電に対してすごく何かを我慢したとかではありません。

おそらくですが、ドラム式洗濯乾燥機を購入し、浴室乾燥の使用時間が減ったことが要因だと思います。

のんビィおすすめの洗濯乾燥機は以下の記事をご参考にしてください。

支払い電気代

さて、これまでの節約金額は、あくまで「買った電気」「売った電気」に対するお話でした。

ところが実際に支払った電気代はというと、前年よりも大幅に多くなりました・・・なぜでしょうか?

まずは、我が家の支払い電気代について解説します。

2022年 支払い電気代

2022年の支払い電気代は、年間221,944円でした。(太陽光の売電金額は含まれていません。)

比較すると以下になります。

2017年2021年2022年
支払い電気代250,651円174,115円221,944円
2022年との差+28,707円ー47,829円

買電金額が前年よりも少なかったはずなのに、、支払った金額はかなり高くなっていました。

のんビィ

さすがに太陽光パネル導入前よりは安いですけど・・でも効果がかなり減りました。

では電気代の仕組みからおさらいしてみましょう。

電気代高騰の要因

about bill

上の図を見ると、「×ご使用量」となっている箇所が3箇所ありますね。

そのうち、注意したいポイントが2つあります。これらがあるから、節電以外の部分で支払う金額が変動するのです。

  • 燃料費調整額
  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金

ここでいう、「×ご使用量」というのは、実際に使った電気の量ではなく、電力会社から買った電気の量という意味になります。

のんビィ

太陽光発電による電気を除いた量ということです。

現在、とくに「燃料費調整額」の単価が爆上がりしているのが支払い電気代高騰の主な要因です。(再エネ賦課金単価も微増はしています。)

fuel cost

2022年の3月以降は、プラス調整となり、12月は急激に上がりました。

のんビィ

12月は電気使用量は前年より少なかったのに、支払い電気代は1.5倍くらいになりました。きびしいです・・・

中部電力では、2023年2月分から10月分の燃料費調整学単価について、激変緩和措置が実施されます。私の場合、7円/kWhの軽減額が単価から差し引かれるので、少し楽になりそうです。

まとめ

我が家が導入した太陽光パネルは、4年ほど経ちましたが、まだまだ性能を保っています

ただ、節電効果はあるものの、支払い電気代としては燃料費調整額単価が爆上がりしたのが影響し、家計を苦しめている状況です。

2022年の節約金額が、2021年よりも改善できたのが救いのトピックでしょうか・・・

2022年 太陽光パネル効果・支払い電気代
  • 太陽光パネル導入による節電効果(対2017年)
    • 年間241,287円
      • うち買電減少:年間106,270円
      • うち売電収入:年間135,018円
  • 太陽光パネルの発電能力(対2021年)
    • ほぼ変化なし(8,300kWh)
  • 支払い電気代(対2021年)
    • 年間221,944円(約27%アップ!)
    • 要因は燃料費調整額単価の高騰

以上、我が家の電気事情をお伝えさせて頂きました。何かの参考になればうれしいです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

40代サラリーマン。妻と息子の3人家族。オール電化でマイホーム生活です。最近の電気代高騰を受け、節電に奮闘中。ファイナンシャルプランナー3級取得。これから節電したい方へ参考になるような情報を発信します。

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