【買い替えて節電】3〜4人家族向け省エネ冷蔵庫おすすめ3選(2023年)

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冷蔵庫で省エネおすすめ3選

もうかれこれ10年以上前の冷蔵庫を使っている方いませんか?

冷蔵庫を買い替えたいけど、「電気代が節約できるものを選びたい!」という方もいるのではないでしょうか。

のんビィ

最近は電気代も高騰していますしね・・

資源エネルギー庁の統計によると、家庭での電力消費量は、エアコン、冷蔵庫、照明で5割以上を占めています。

冷蔵庫は、家庭での電力消費がエアコンに次いで2番目に多い家電製品なのです。

消費電力割合
出典:資源エネルギー庁ウェブサイト(https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/index.html#general-section

このボリュームゾーンを抑えないと、いつまで家計を圧迫し続けることになります。

そんなこと言っても、どの冷蔵庫が節電に向いているか分からない・・

のんビィ

年間消費電力量に着目してみましょう!

本記事では、数ある冷蔵庫の中から、以下の視点で年間消費電力量を比較してみました。

  • 3〜4人家族向け(定格容量400〜500L)
  • 2023年5月時点で各メーカーサイトに載っている冷蔵庫

家電製品の省エネ性能は10年前とは比べ物にならないほど向上しています!

10年前との比較
出典:一般財団法人 家電製品協会 「2022 スマートライフおすすめBOOK」
https://shouene-kaden2.net/recommend_book/

年間消費電力量が低い冷蔵庫へ買い換えれば、電気代が年間で約10,000円節約することも夢ではありません!

こんな方におすすめの記事です
  • 古い冷蔵庫を買い替えようとしている方
  • できるだけ電気代を抑えたい方
  • 1世帯3〜4人家族の方

参考にしていただけるとありがたいです!

目次

省エネ冷蔵庫への買い替えのポイント

省エネを意識して買い替えるとき、着目するポイントは以下です。

  • 大きさ
  • 年間消費電力量
  • 冷凍室
  • 省エネ機能

冷蔵庫の大きさ

冷蔵庫の大きさを示す指標として、定格内容積というものがあります。

定格内容積とは

日本工業規格(JIS C 9801-3:2015)に基づき、庫内の温度制御に必要でない庫内部品(棚やケース等)を外した状態で算出したものです

一般的に以下の計算式で適切な容積(目安)が計算できます。

70L×家族の人数+常備品分(120〜170L)+予備(100L)
※L:リットル

これはつまり、箱(空間)の容積を示しているだけなので、棚やケースをついた状態でどのくらいの食材が収納できるのかが分かりません。

そのため、各メーカーとも「食品収納スペース」という目安値を併記していることが多いです。

この「食品収納スペース」の大きさが、私たちにとっては重要になります。

のんビィ

「定格内容積」が大きくても、「食品収納スペース」が大きいとは限らないです。

庫内の食品がぎゅうぎゅう詰めだと、消費電力が高くなるので、余裕を持った大きさを選ぶことが重要です。

冷蔵庫の年間消費電力量

冷蔵庫が大きい方が消費電力も大きくなるかというと、そういうわけでもありません。

最も電気代を左右する性能になりますので、必要な大きさを把握したらこの数値が低い冷蔵庫を選択しましょう。

のちほどランキングを紹介します。

冷凍室の大きさ

冷蔵庫を選ぶ際に、冷凍室の大きさは非常に重要な要素です。

一般的に、冷凍室が大きくなるほど、より多くのエネルギーが必要になります。

これは、冷凍室内の空気や壁の面積が増えることで、冷気を保つために必要なエネルギーが増加するためです。

最適な冷凍室の大きさは、使用目的や家族の人数などによって異なります。

適切な冷凍室の大きさを選ぶことで、省エネ冷蔵庫を選ぶうえで大きな節約効果を得ることができます。

冷蔵庫の省エネ機能

冷蔵庫の電気代を抑えるためには、以下のような機能が必要となります。

  • エコモード
    • 外気温、収納量、生活サイクルなどに応じて自動コントロールする機能
  • 静音性
    • モーターやファンの振動音を低減
  • LED照明
    • 白熱電球より消費電力低く、発熱も少ない
  • 高断熱材
    • 冷蔵庫内の温度を一定に保ち、必要な冷気の量を抑える

各メーカーのスペック表を見ると概要が記載されているので、上記の観点でも注目しましょう。

2023年 冷蔵庫の年間消費電力量ランキング TOP10(3〜4人家族向け)

各メーカーサイトに掲載されている冷蔵庫のうち、定格内容積が400〜500Lのものをピックアップしました。

3〜4人家族に適切なサイズです。

年間消費電力の小さいものから並べると以下になります(TOP10)。

スクロールできます
順位
品番
メーカー年式年間消費電力量
(kWh)
省エネ基準達成率
/2021年度
定格内容積
(L)
1位
SJ-GK46K
シャープ2023/2244109%457
2位
NR-E419EX /
NR-E419EXL
パナソニック2022/11249100%406
3位
MR-B46J
三菱2023/3250105%455
4位
MR-MB45J
三菱2023/1251103%451
5位
SJ-GK46J
シャープ2022/3252106%457
6位
SJ-G417J
シャープ2022/9252100%412
7位
GR-V470GZ
東芝2022/12253104%465
8位
MR-WXD47LJ
三菱2022/12260103%470
9位
SJ-MF43K
シャープ2023/1260100%429
10位
GR-V450GT
東芝2023/5261101%452
冷蔵庫の消費電力量ランキング(400〜500L)
表中の「省エネ基準達成率」とは

省エネ法に基づいて定められた製品ごとの省エネ目標基準値を、どれくらい達成しているかの指標になります。

この数値が100%を超えていれば目標基準を達成しており、数値が大きいほど省エネ性能が優れていることになります。

1位から10位まで、年間消費電力量の少ない順に挙げてみましたが、1位と10位の差はわずか17kWhです。

1kWhあたり31円とすると、527円分の差ということになりますね。

細かいことを考えないのであれば、どの機種でもほとんど問題ないということになります。

お使いの冷蔵庫によっては、例えば2007年製で395Lの冷蔵庫を使っていたとすると、年間消費電力量は約630kWhです。

これを最新の冷蔵庫に買い換えることで年間で約12,000円ほどの電気代節約ができそうです!

省エネ冷蔵庫おすすめ3選

年間消費電力量が小さい3機種について、さらにそれぞれの特徴を紹介します。

買い替えの参考にしてみてください。

シャープ SJ-GK46K

容量詳細

SJ-GK-46K容量
メーカーサイトから引用
  • 野菜室が真ん中のタイプ
  • 鮮度長持ち機能が充実した大容量冷凍室「メガフリーザー」

※<>内の数字が食品収納スペース目安

省エネ機能

25項目もの省エネ技術「節電25」モードにより、各ご家庭の生活パターンに合わせて省エネ運転する機能があります。

例えば、外出時など冷蔵庫をあまり使用しない時間帯は、通常運転時よりも庫内温度が約1℃高く設定される、などで消費電力を抑えます。

このモードにより、最大25%の節電が可能です。

また、「e-COOL SYSTEM(イークールシステム)」と呼ばれる電気のムダを低減するシステムも備えています。

これは、高性能な放熱システムを搭載し、庫内の状態に合わせて冷却効率を上げるものになります。

静音化設計は約20dB、庫内はLED照明(夜間はおやすみモードで暗めに調整)、真空断熱材やノンフロン冷媒で省エネ機能は十分です。

こちらでも詳しく紹介しています。

パナソニック NR-E419EX / NR-E419EXL

容量詳細

NR-E419EX容量
メーカーサイトから引用
  • 冷凍室が真ん中のタイプ
  • ご飯がアツアツのまま、すばやく冷凍できる「新鮮凍結」ルーム
  • 解凍いらずで調理もラクラクな「微凍結パーシャル室」搭載

※<>内の数字が食品収納スペース目安

省エネ機能

パナソニック独自のシステム「AIエコナビ」が備わっています。収納量や室内温度に応じて自動で省エネ運転してくれるのです。

エコナビONとOFFの比較では、冬季は約17%、夏季は約13%省エネになります。

高性能真空断熱材、高効率冷却システム、庫内LED照明(ただし夜間調光機能は無し)といった機能もあります。

静音性については、詳しいデータは出ていないようです。

三菱 MR-B46J

容量詳細

MR-B46J容量
メーカーサイトから引用
  • 冷凍室が真ん中のタイプ
  • 冷凍なのにサクッとそのまま切れちゃう「瞬冷凍室」

※<>内の数字が食品収納スペース目安

省エネ機能

三菱の冷蔵庫も、AIによって家庭の生活サイクルを学習して節電する仕組みがあります。

庫内の温度変化を予測して、部屋別に最適な状態で運転する「部屋別おまかせエコ」という機能です。

全ての部屋で、この機能をONしておくことで、約10%の省エネが実現できます。

また、節電レベルを星の数で可視化した「節電モニター」もありますので、節電意識も高まりますね。

庫内照明はLEDを使用、静音性については、こちらも詳しいデータは出ていません。

節電を意識した冷蔵庫の使い方

節電性能の高い冷蔵庫とはいえ、無駄な使い方をしてしまってはもったいないですね。

使い方の工夫で、さらに効果的に節電できます。

省エネルギーセンターによると、以下のポイントに注意することで、より節電効果が見込めます。

うまくいけば年間5,200円の節約ができますね!

ものを詰め込みすぎない

年間で43.84kWhの省エネ(約1,360円の節約)

※詰め込んだ場合と半分の場合の比較

ムダな開閉はしない

年間で10.40kWhの省エネ(約320円の節約)

※JIS開閉試験の回数とその2倍の回数との比較

開けている時間を短くする

年間で6.10kWhの省エネ(約190円の節約)

※開けている間が20秒と10秒の比較

設定温度を適切にする

年間で61.72kWhの省エネ(約1,910円の節約)

※周囲温度22℃で設定温度を「強」から「中」にした場合

壁から適切な距離で設置

年間で45.08kWhの省エネ(約1,400円の節約)

※上と両側が壁に接している場合と片側が壁に接している場合の比較

最近はAIが搭載された冷蔵庫が主流なので、ある程度自動コントロールできているとは思います。

ご参考程度にしてみてください。

まとめ|冷蔵庫を見直そう

10年以上前の冷蔵庫を使用しているのであれば、電気代もかかるし、音もうるさくなってきていませんか?

最新の機種に買い換えるだけで、年間10,000円程度は電気代が節約できるかもしれません。

20万円以上の冷蔵庫を購入して、年間10,000円の節約となると、元を取るまでに20年以上かかることになります。

冷蔵庫の寿命は10年前後と言われているので、正直節電だけでの回収は難しいですね。

ただ、今の冷蔵庫を永遠に使い続けることはできませんし、いつかは必ず買い換えることを考えると、できるだけ節電性能が高いものを選びたいものです。

今回の記事がご参考になれば嬉しいです!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

40代サラリーマン。妻と息子の3人家族。オール電化でマイホーム生活です。最近の電気代高騰を受け、節電に奮闘中。ファイナンシャルプランナー3級取得。これから節電したい方へ参考になるような情報を発信します。

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