- 最近の電気代が高く、家計を抑えたい・・・
- 家事、子育て、仕事に追われて日々忙しい・・・
- ドラム式洗濯機って電気代どうなの?
- 電気代がかからないドラム式洗濯機教えて!
ドラム式洗濯機は洗濯〜乾燥まで1台で済んでしまう便利な家電ですが、どれを選べばよいか迷いますよね?
日々忙しくて細かい機能とか調べる余裕はないし・・・
私は、2022年に縦型洗濯機からパナソニックのキューブルに買い替えました。毎日乾燥で使用しており、電気代については毎日データを取っています。
この記事では、「電気代を節約したい人」に向けて、特に省エネ性能が優れたドラム式洗濯機を3つ厳選してご紹介します。
結論:ドラム式洗濯機を買うなら「ヒートポンプ式乾燥」にするべし!です。
この記事を読むことで、毎月の電気代を抑えながら、洗濯の手間を大幅に減らせる、最適なドラム式洗濯機を選ぶことができます。
最近のドラム式洗濯機は省エネ性能が飛躍的に向上しています。家計への負担を減らして電気代も節約したい方はぜひ最後までお読みください。
電気代節約できるドラム式洗濯機
電気代節約できるドラム式洗濯機は、乾燥方式に「ヒートポンプ方式」を採用しているもの、になります。
以下3点を考慮したうえで3つ厳選して紹介します。
- ファミリー(4人以上)向け
- 消費電力量(洗濯〜乾燥)
- 運転時間(洗濯〜乾燥)
ズバリ、おすすめの機種は以下になります。
それぞれについてざっくり比較してみましょう。
▼ドラム式洗濯機 比較表▼
洗濯〜乾燥まで1回あたり、最も電気代が安いのは、SHARPの「ES-X12C」で18.3円です。
毎日2回の洗濯〜乾燥で年間 1.3万円くらいですね。
同じSHARPでも、ヒーター式のドラム式洗濯機「ES-K11C」では、1回あたり58円くらい、年間4万円くらいなので、3倍くらい違います。
電気代をなるべく抑えたい場合は、乾燥方式に「ヒートポンプ方式」を採用している機種を選ぶ必要があります。
SHARP 「ES-X12C」
業界最高水準の省エネ性能を求めるなら、SHARPの「ES-X12C」をおすすめします。
洗濯〜乾燥の電気使用量が590Whは、他社と比較して群を抜いていますね。
この省エネ性能を実現している技術は以下です。
- 省エネハイブリッド乾燥
- 湿度・温度センサーとAI制御
- 「モモンガファン」で風量25%UP
モモンガファンは、自然の摂理をお手本とした「ネイチャーテクノロジー」という技術で、面白い発想です。
その他の魅力的な機能としては、以下があります。
- マイクロ高圧洗浄
- 洗剤・柔軟剤自動投入あり
- 乾燥フィルター、ダクト自動お掃除
- ドアパッキン自動洗浄
- プラズマクラスターでカビ抑制
どの洗濯機にしようか迷う方は、この機種にしておけば間違いないでしょう。
Panasonic 「NA-LX129D」
ヒートポンプ乾燥の信頼性と乾燥時間の短縮を求めるならPanasonicの「NA-LX129D」をおすすめします。消費電力も、省エネモードにすれば申し分ないです。
Panasonicは、世界で初めてヒートポンプ方式を家庭用洗濯機に採用したメーカーで、長年の実績があります。
「はやふわ乾燥ヒートポンプ」では、大風量を衣類へ直接当てるため、効率よく乾燥時間を短縮できるのが特徴です。
98分でしっかり乾燥までできるのは、家事、子育て、仕事で忙しい方にはうれしいですね。
その他の魅力的な機能としては、以下があります。
- 汚れはがしコース
- 温水スゴ落ち泡洗浄
- トリプル自動投入
- 窓パッキング、熱交換器自動洗浄
- ナノイーXでカビ抑制
ヒートポンプ乾燥の信頼性と時短性能を求めるなら、PanasonicのNA-LX129Dが最も適しています。
日立 「BD-STX130J」
乾燥時間を重視するのであれば、日立のビッグドラム「BD-STX130J」をおすすめします。消費電力は上記2機種より劣りますが、ヒーター式洗濯機よりは十分省エネです。
日立の特徴は「らくはや風アイロン」です。これにより、仕上がりの良さを維持しながら、時短と省エネを実現しています。上記2機種より大容量にも関わらず、洗濯〜乾燥時間が93分で最も早いです。
一気にたくさんの衣類を洗濯したい方にはうれしいですね。
その他の魅力的な機能としては以下があります。
- らくメンテ(洗濯槽・乾燥経路・ドアパッキン)
- ナイアガラ洗浄
- 洗剤・柔軟剤自動投入あり
- AIお洗濯
- アリエールMiRAi高濃度洗浄
ある程度省エネしつつ、時短を求めるのであれば日立のBD-STX130Jがオススメになります。
ドラム式洗濯機を選ぶときの注意点
ドラム式洗濯機は、省エネ性能や乾燥機能は優秀ですが、選ぶ際にはいくつかのポイントを押さえておく必要があります。以下に注意すべき点をまとめました。
サイズと設置スペース
ドラム式洗濯機は縦型洗濯機に比べて大きめのモデルが多いので、設置スペースを事前に確認しましょう。
特にドアを開ける際の前方スペースや搬入経路の幅にも注意が必要です。
本記事で紹介している3機種+私が使用しているキューブルの違いを見てみましょう。
キューブルは、ドア閉のときの奥行寸法がコンパクトです。洗濯機を使用していないときのランドリールームの使い勝手などあらかじめシミュレーションしてみることをおすすめします。
乾燥時の運転音
ドラム式洗濯機で乾燥すると、早くても最低90分はかかります。その間の乾燥音がうるさいと、早朝・夜間での運転は近所迷惑にならないか気になりますよね?
私が使用しているキューブルの運転音(乾燥時)はスペック上46dBです。(しかも乾燥時間は約3時間)
今回紹介した3機種の運転音については以下になります。
運転音 | SHARP ES-X12C | Panasonic NA-LX129D | 日立 BD-STX130JL |
---|---|---|---|
洗濯時 | 32dB | 32dB | 34dB |
脱水時 | 37dB | 41dB | 37dB |
乾燥時 | 41dB | 46dB | 49dB |
私(キューブル)の使用感としては自宅内であれば少し気になる(ランドリールームの戸を閉めていれば問題なし)レベルです。戸建て住宅ではありますが、近所迷惑になるレベルではありません。
メンテナンス性
ドラム式洗濯機はお手入れがやや手間と感じる方も多いです。フィルターの掃除など定期的なメンテナンスがしやすい設計かどうかを確認しておくと、長く快適に使えます。
ドラム式洗濯機はメンテする箇所がそれなりにあります。
メンテを怠ると、乾燥機能が低下して結果的に電気代が高くなることもあるのです。
参考までに私がキューブルで実践しているメンテ事例を以下に載せています。
機種によっては、メンテを自動化しているものもあります。今回紹介した機種のうち、シャープと日立は自動メンテ機能が充実しています。
ドラム式洗濯機とその他乾燥機との違い
他の乾燥機と違い、ドラム式洗濯機で最も特質すべきなのは、1台で洗濯から乾燥まで完結できる点です。
その他の乾燥機として、具体的には以下があります。
- 浴室乾燥機
- 除湿乾燥機
- 衣類乾燥機
それぞれの比較をまとめると以下です。
項目 | ドラム式洗濯機 | 浴室乾燥機 | 除湿乾燥機 | 衣類乾燥機 |
---|---|---|---|---|
乾燥時間 | 1.5〜3時間 | 3〜6時間 | 3〜6時間 | 40分〜1.5時間 |
消費エネルギー | 中程度 | 高め | 低め | ガス:高め/ 電気:中程度 |
仕上がり | シワ抑制の技術・工夫あり | シワが少ない | 自然乾燥に近い | ふっくらするがシワあり |
ランニングコスト | 比較的安い | 高い | 安い | ガス式: 高い / 電気式: 中程度 |
それぞれのメリット・デメリットを見てみましょう。
浴室乾燥機のメリット・デメリット
浴室乾燥機のメリット・デメリットは以下になります。
メリット | デメリット |
---|---|
既存の浴室を使うため、追加の設置スペースが不要 洗濯物以外にも浴室の乾燥や暖房に使用できる 梅雨や花粉の時期でも室内で衣類を乾燥できる | 洗濯と乾燥が別工程のため、手間がかかる 乾燥時間がドラム式洗濯機より長くなる傾向がある 乾燥中にお風呂に入れない |
洗濯した後に、浴室に洗濯物を干す作業が必要ですので、洗濯が終わるまでその場を離れられないですね。
また、浴室が濡れている場合は、余計に乾燥時間がかかりますので、電気代もその分高くなります。
除湿乾燥機のメリット・デメリット
除湿乾燥機のメリット・デメリットは以下になります。
メリット | デメリット |
---|---|
部屋干し臭を抑制できる 梅雨や花粉の時期でも室内で衣類を乾燥できる 洗濯乾燥機と比べて電力消費が少なく、衣類の傷みも少ない | 本体価格が高めで、スペースを取る コンプレッサー式の場合、気温が低い時期は除湿能力が低下 運転音が大きめ |
自然乾燥に近いので衣類には優しい方式です。
しかし、部屋のスペースを取る必要があり、温度・湿度に左右されやすいです。
衣類乾燥機のメリット・デメリット
衣類乾燥機のメリット・デメリットは以下になります。
メリット | デメリット |
---|---|
大量の洗濯物を一度に乾燥できる 梅雨や花粉の時期でも室内で衣類を乾燥できる 乾燥速度が最速 | ガス式の場合、ランニングコスト高い ガス式の場合、ガス管が必要 電気式の場合、排気ダクトが必要 |
乾燥スピードを求めるなら、ガス式の衣類乾燥機になります。
ただ、設置スペースとガス配管が必要なのと、ランニングコストがかかります。
みんなそれぞれ一長一短ありますが、ドラム式洗濯機なら1台で済ませられるのが強みです。
【まとめ】ドラム式洗濯機を使って電気代節約しよう
最近のドラム式洗濯機は、洗濯〜乾燥まで1台で自動運転できるだけでなく、性能もぐんぐん良くなっています。
結論、電気代を節約するならヒートポンプ式のドラム式洗濯機を選びましょう。
洗濯物を干す手間も大幅に減り、生活も豊かになります。
中でも省エネ性能が高い機種は以下です。
家電は10年使うことも普通にあります。電気代はかかり続けるものなので、できるだけ省エネのものを選んでおくことが重要です。
以上、参考になればうれしいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました!