【電気代かかる？】キューブルで行う槽洗浄の基本手順と効果を解説

• 洗濯乾燥したとき、衣類が臭う
• 黒いカビのようなものが衣類に付着している
• 一度も槽洗浄したことがない

このような方は、ぜひ槽洗浄を実施しましょう。

槽洗浄を怠るとカビや雑菌が繁殖し、汚れがだんだん蓄積するので、衣類に悪臭がつく以外にも、以下のような問題が起きます。

• 洗剤や水が衣類に浸透しにくくなり洗浄力が落ちる
• 機械が故障しやすくなる
• 洗浄力の低下により洗濯時間が長くなり電気代が増える
• 乾燥時間の長時間化により電気代が増える

私はキューブルを2022年に購入しましたが、約2年間、槽洗浄をしたことがありませんでした。

この記事では、私が実際に槽洗浄したときの手順とその効果について紹介します。

この記事を読めば、洗濯物の仕上がりを良くすることもできますし、キューブルの故障を防ぐこともできます。無駄な電気代の削減にも繋がります！

ぜひ最後までお読みください。

キューブル槽洗浄の手順

キューブルの槽洗浄コースには以下の2種類があります。

• 約30℃槽洗浄コース（温水で約3時間）
• 槽洗浄コース（約11時間）

今回は「約30℃槽洗浄」について解説します。

事前準備

槽洗浄する前に以下の準備をしましょう。

• 洗濯槽クリーナーを購入
• 排水フィルターを洗浄しておく
• 窓パッキンのホコリを取っておく（できるだけ）

洗濯槽クリーナーを購入

洗濯槽クリーナーは、パナソニック純正の塩素系洗濯槽クリーナーをオススメします。

1988年に発売以降、累計800万本出荷されており、洗浄力・効果の評判はかなりいいです。

排水フィルターを洗浄しておく

槽洗浄すると槽内のホコリや汚れが一気に取れますので、排水フィルターが詰まる可能性があります。

事前に排水フィルターをきれいにしておきましょう。

窓パッキンのホコリを取っておく（できるだけ）

窓パッキン部に蓄積しているホコリはなるべく取っておいたほうが良いです。

後で説明しますが、私が槽洗浄したときは、最後にホコリの塊が槽内に残って、それを除去するのに少し手間取りました。

30℃温水槽洗浄

準備が整ったら、槽洗浄コースを実施しましょう。

洗浄後の注意事項

槽洗浄が終了したあと、ドアを開けて中を見るとホコリの塊が槽内に残っています。

排水フィルターにも、かなりホコリが溜まっていました。

これらを取り除くのに少し手間がかかるので、事前にホコリをなるべく取っておくことをオススメします。

また、若干塩素系のニオイが槽内に残っていますので、気になる方は一度、空で洗濯運転を実施されるとよいです。

キューブル槽洗浄の効果

槽洗浄後、衣類の変なニオイはなくなりました。槽洗浄の効果は確かです。

その他、良かったポイントは以下です。

• 洗濯槽すきまのホコリが取れやすい
• 槽洗浄にかかる電気代

洗濯槽すきまのホコリが取れやすい

実は、洗濯槽のすきまには大量のホコリが蓄積しています。

結構こびりついているので取るのに一苦労なのですが、槽洗浄後、そのこびりついたホコリが緩んで、かなり取れやすくなりました。

ちなみに、私はこのホコリを取るのに、竹串の尖っていない方で掻き出しています。

槽洗浄にかかる電気代

今回、約30℃の温水モードで実施しましたが、電気代がどれくらいかかったのか、SwitchBotのプラグミニで測定しました。

SwitchBotプラグミニについては以下の記事を参考にしてください。

これによると、消費電力量はわずか0.22kWhでした。約7円です（31円/kWhとして）。

電気代としてはほとんどかからないので、気兼ねなく槽洗浄できます。

キューブル洗濯槽｜その他お手入れ機能

キューブル洗濯槽のお手入れ機能は、槽洗浄以外にも充実しています。

用途に合わせて活用することで、洗濯機の故障を防ぐことができます。

• 上記はNA-VG2800の搭載コースの例
• NA-VG780は、「ナノイーX槽クリーン」の代わりに、手動で行う「槽乾燥」コースを使用

日々の自動お手入れ

• 【すすぎ前】自動槽洗浄
• 【洗濯終了後】ナノイーX槽クリーン

【すすぎ前】自動槽洗浄

すすぎ行程で給水後、キレイな水を約2 L追加して槽洗浄する機能です。

洗濯槽を通常すすぎ時の約3倍の高速で回転。生じる遠心力により、槽底からせり上げた強い水流で洗濯槽の外側や外槽の内側などを勢いよく洗浄。

【洗濯終了後】ナノイーX槽クリーン

洗濯終了後、電源を切らず衣類を取り出しドアを閉めると、自動でナノイーX槽クリーン機能が作動します。

乾燥風の吹出口からナノイーXを放出して黒カビを抑制します。

約60℃槽カビクリーン

洗浄剤を使わずに、手軽に槽洗浄できるコースです。（対応機種：VG2800のみ）

約60 ℃の温水でスチームを発生させ、黒カビの発育を抑制します。

注意ポイントは、アプリ専用コースであることです。以下のアプリをインストールして、アプリからコース選択しましょう。

まとめ

キューブルの槽洗浄について手順と効果を解説しました。

衣類のニオイやカビの付着が気になる方はもちろん、普段あまりメンテされていない方も、槽洗浄クリーナーを使った槽洗浄を実施することをオススメします。

カビの除去や抑制はもちろん、ホコリも除去しやすくなります。

ホコリの除去は、乾燥時間の長時間化を防げるので、節電にも繋がります。

家電はいつか故障します。ただ、適切なメンテナンスによって故障しにくくすることは可能です。

槽洗浄自体の電気代もほとんどかからないので、槽洗浄はしっかり行いましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました！