- そろそろ洗濯機を買い替えたい
- シャープのドラム式洗濯機ってどうなの?
- シャープES-X12Cの機能を知りたい!
シャープから2024年9月に発売されたドラム式洗濯乾燥機ES-X12Cは、業界最高水準の省エネ性能です。
そして、フィルターや乾燥ダクトを自動でお掃除する「ラクラクお掃除」機能も充実しています。
家事の負担を減らしつつ、少しでも電気代も節約したい方にはおすすめの機種になります。
私は2022年に「縦型洗濯機+浴室乾燥」での洗濯生活から、ドラム式洗濯機(パナソニックのキューブル)に買い替えて、電気代を年間4万円削減し、家事の負担も圧倒的に減らすことができました。

キューブルよりもES-X12Cのほうが断然電気代が安いし、メンテもラクなのでかなり魅力的です。
一方で、サイズ(奥行き)が大きく、扉を開けたときもスペースが若干必要なのが、使いづらい人もいるかもしれません。
本記事では、業界最高水準の省エネ性能を持つシャープ「ES-X12C」の機能や使い勝手について詳しくレビューします。
洗濯機を長年使っている方、縦型洗濯機で洗濯物を干すのに苦労している方は、買い替えることで生活の質がぐんとUPします。ぜひご検討ください!


結論:シャープ「ES-X12C」なら電気代が年間2〜3万円削減


シャープ「ES-X12C」は乾燥方式に、「ヒートポンプ方式」を採用しているため、省エネです。
もしヒーター式の洗濯乾燥機や浴室乾燥を使用している方と比較すると、年間2〜3万円の電気代が削減できます。
* 毎日2回の洗濯〜乾燥を実施の場合
ヒーター式の洗濯乾燥機(例:シャープ「ES-K11C」)の場合、洗濯〜乾燥1回あたり約58円ですが、ES-X12Cであれば約18円です。



年間にすると14,600円分の差です。毎日2回だと約3万円!
本体価格が二十数万円なので、7〜8年で元が取れる計算ですね。
- ヒーター式の洗濯乾燥機を使用している
- 浴室乾燥で洗濯物を干している
こんな人にシャープ「ES-X12C」はとてもオススメです!


他のヒートポンプ式洗濯機との比較については以下の記事を参考にしてみてください。
ES-X12C省エネの理由:モモンガファンで風量UP
シャープ独自の「ネイチャーテクノロジー」で開発した「モモンガファン」により、衣類に吹き付ける風が25%もUPしたことにより、乾燥効率が向上しました。


「モモンガファン」は、モモンガの飛膜(ひまく)の形状をヒントにした独自のファン技術です。
モモンガが効率よく滑空する際の空気の流れを参考に設計されており、空気抵抗を低減しながら高い送風力を実現します。
この技術により、省エネ性能を向上させつつ、静音性と快適な風の送出を両立しているのが特徴です。



自然界の知恵を取り入れた製品設計として注目されています。
風量がUPしたことで、衣類のシワ軽減にも効果があります。





これはうれしい!アイロンの手間も省けますね。
ES-X12C省エネの理由:7つのエコセンサーで最適運転を実現


洗濯〜乾燥運転の間、常に7つのエコセンサーが洗濯物の状態をキャッチします。
その結果に応じて、最適な運転パターンを自動選択し、電気や水のムダを省いてかしこく運転します。



自動判別なのですべて洗濯機のおまかせでラクですね!
ES-X12C省エネの理由:ハイブリッド乾燥NEXTで乾燥効率UP
省エネの乾燥方式「ヒートポンプ方式」は各社採用していますが、シャープの場合はそれに「サポートヒーター」も併用することで、電気代を抑えつつ短時間での乾燥を実現しています。


ヒートポンプは空気を圧縮して発生する熱を利用するため、従来のヒーター乾燥に比べてエネルギー消費を大幅に抑えることができます。
この技術を活用した低温乾燥は、衣類へのダメージを抑えるだけでなく、高温による無駄なエネルギー消費を防いでくれるのです。
さらに、内蔵された乾燥システムで空気を循環利用します。これにより、外部に熱を逃がすことなく、エネルギー効率を高めています。



ヒーターと併用でしっかり乾燥できるのがうれしいですね!
シャープ「ES-X12C」の最大メリットは節電とメンテの手間がないこと


ES-X12Cを利用すれば、節電だけではなく、メンテの手間も省けます。
面倒なお掃除を、自動でやってくれる機能が備わっているからです。
- 乾燥フィルター自動お掃除
- 乾燥ダクト自動お掃除
- 洗濯槽自動お掃除
- ドアパッキン自動洗浄
- 排水フィルター「するポイフィルター」



かゆいところに手が届く。素晴らしいですね!
乾燥フィルター自動お掃除


ドラム式乾燥機で乾燥した場合、乾燥が終わるごとに毎回、乾燥フィルターを掃除する必要があります。
これを怠ると、乾燥性能が悪くなり、時間がかかって電気代もかかってしまうのです。
フィルターのお掃除は、ティッシュなどで軽く掻き取るだけでOKなので、そこまで手間ではありませんが、毎日・毎回発生する作業です。
ES-X12Cをでは、その掻き取りを自動でやってくれるのです。
- フィルターはメインとサブの2段構成になっており、自動機能はメインのみです。



あとはつまんでポイするだけ!楽ちんです!
乾燥ダクト自動お掃除


洗濯物の乾燥では、大量のホコリ・糸くずなどが発生します。これは仕方のないことです。
乾燥ダクト(経路)にはどうしてもホコリが蓄積します。ダクトの掃除はなかなか自分でできるものではありません。
参考までに私が実践している方法は以下の記事にあります。
ES-X12Cでは、乾燥ダクトに自動給水してホコリを洗い流す機能があります。
ダクト内面積の約96%が洗浄可能で、乾燥効率の低下を抑制しています。



これはありがたい機能です!キューブルにも欲しかった・・・
洗濯槽自動お掃除


洗濯槽の裏側は、カビが繁殖しやすいだけでなく、ホコリも蓄積しやすいです。以下の記事を参考にしてください。
洗濯槽のこまめな洗浄も、高圧シャワーノズルで自動でやってくれます。



衛生面でもメンテは重要ですね
ドアパッキン自動洗浄


ドアパッキンにもホコリが蓄積します。とにかくドラム式洗濯機はホコリが各所に溜まるのです。
ここの掃除も地味に面倒です。放って置くとこびりついて更に掃除が大変になります。
ES-X12Cでは、ここも水で洗い流してくれるので、掃除の負荷が減らせます。



この機能もありがたい!
排水フィルター「するポイフィルター」


排水フィルターの掃除も放っておくと、脱水が正常に行われず乾燥に時間がかかり、電気代がかかってしまいます。
自動お掃除ではないですが、ここでもシャープ独自の「ネイチャーテクノロジー」が活用されています。
フィルターに絡まったホコリや糸くずが、簡単に取れる構造になっているので、お掃除が楽ちんです。
するポイフィルターは、マンタのエラの原理を採用しています。プランクトンを効率よく取り込むエラの構造をヒントに、糸くずが絡まりにくい排水フィルターを設計しています。



地味に面倒な部分なので、この配慮もうれしいです!
シャープ「ES-X12C」にはプラズマクラスターやマイクロ高圧洗浄などおすすめ機能がたくさんあります


省エネ性能が業界最高水準のES-X12Cですが、それだけではありません。
- プラズマクラスターで除菌・消臭
- マイクロ高圧洗浄
- ドア裏でもこすり洗い「ひまわりガラス」
- 洗剤・柔軟剤自動投入
- スマホ連携でAI学習
- シャープ太陽光発電システムと連携
- メガマウス投入口
など、様々な機能が備わっています。




特に個人的に優れていると思ったのが、ネイチャーテクノロジーの「ひまわりガラス」と、使い勝手がうれしい「メガマウス投入口」です。
省エネだけではない、洗濯機としての使い勝手も申し分ないモデルとなっています。



洗浄性、使い勝手もバランスが取れた機種ですね


シャープ「ES-X12C」の口コミ・評判


ES-X12Cの口コミ・評判を紹介します。
「ポジティブな意見」「ネガティブな意見」どちらも確認できます。
ES-X12Cの良い口コミ・評判
良い評判 | ・電気代が安い ・くず取りの頻度が少ない ・音が静か ・乾燥機能に感動 |
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以下、X(旧Twitter)での口コミです。
以下、価格.comのレビューから抜粋した良い口コミです。
洗濯・乾燥の機能が問題ないのは当たり前で、電気代やメンテの楽さに付いての評判も良いですね。
ES-X12Cの悪い口コミ・評判
悪い評判 | ・サイズが大きい ・ふろ水用ポンプが別売り |
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以下、X(旧Twitter)での口コミです。
以下、価格.comのレビューから抜粋した悪い口コミです。
サイズが大きいという口コミが見られます。事前に運搬経路や設置場所のスペースを確認しておきましょう。
洗濯機のサイズは以下です。


まとめ:ES-X12Cで効率的な洗濯ライフを手に入れよう!
シャープのドラム式洗濯機「ES-X12C」は、業界最高水準の省エネ性能です。
そしてメンテナンスも楽ちんで、家事の負担が減ります。
- ヒーター式のドラム式洗濯機を使っている
- 浴室乾燥で洗濯物を干している
こういった人は、買い換えれば、電気代だけでも年間2〜3万円の削減ができます!
さらにメンテの時間が毎日3分減るだけでも、年間18時間の時短です。
時間単価が1,000円の場合は、年間18,000円分の効果があるということですね!



時間単価も考慮すると5〜6年で元が取れるということですね
サイズを確認し、問題ないのであれば購入を検討してみてください!


最後までお読みいただき、ありがとうございました!